ブログ三銃士

このブログは、FM府中で絶賛放送中の番組、「シネマ三銃士Z」を母体とするブログです。放送では収まりきらない思いの丈のほか、ラジオで放送したものとは関係ない本のことや音楽のことetcを綴っていきます。FM府中ポッドキャストもよろしくね!http://fmfuchu.seesaa.net/

ダイスケつれづれ 第4回「TVピーポー!」

 

テレビを観る。なんだかんだ暇な時間にテレビをつけてしまう自分は旧時代の人間のような気がする。

昔々、テレビがメディアの王様だったころには、高速道路を走るのを車載カメラで撮ってそれを延々と流すような番組があったらしい。もちろん、深夜番組だけれど。

そのころ人はとりあえずテレビをつける生き物だった。もしかしたら、それで孤独が癒せると勘違いしていたのかもしれない。とりあえずつけている人間にとって、そこに流れるのは何でも構わなかったのだろう。だからこそ、延々と流れる車窓も見ていられる。

そういえば、昔のテレビでは平気で女性の乳首も映っていたものだ。今では想像もできないことだけれど。「ギルガメッシュナイト」を、観るためにドキドキしながら夜更かししたあのころ。

まあ、10年後には「アゲサゲ」や「xvideo」を懐かしむ時代が来るのかもしれない。そんなものだ。そのころにはどんなエロがあるのだろう。今からワクワクする。

ドラマを観ている。「真田丸」「あさが来た」はかかさず観ている。なんだかんだNHKだ。受信料払ってるしね。観ないと損でしょう。まあ、そういうことを抜きにしてもなんだかんだNHKの番組は面白いような気がするのは歳をとったからだろうか。昔はNHKなんて見向きもしなかったような気がするけど。

まず、朝ドラ「あさが来た」について。

主人公のあさを演じる波瑠が可愛い。

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GUのCMの三人の中なら波瑠が一番好き。

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ぼくの彼女の印象が「ごめんね青春!」なせいか、どちらかというと大人しめのイメージがあったような気もするけど、今回のドラマでは一代の女傑の称えられた明治の実業家広岡浅子をモデルにしたあさを演じる。女傑と呼ばれるくらいの人物なので、そりゃもう活動的。日本全国を飛び回り、最後には日本初の女子大学を作っちゃうんだけど、これははまり役だったように思う。喜怒哀楽、感情の変化を表現するのに彼女の顔はとても適しているように感じる。あくまでぼくの印象だけれど、彼女の顔ってなんだか大雑把に描いた美人、って感じがする。目鼻口、どれも「美人ってこういう感じっしょ、うん、大丈夫大丈夫、バって描いちゃうから」って感じで、平野レミみたいな神様が作った感じ。パーツのひとつひとつが強いから、その周りの髪の毛をすっきりさせないと全体的にごちゃごちゃしちゃうから短くしているのではなかろうか。そしてそれが似合っていて、ぼくはショートの女の子が好き。

ちょっと脱線するけど「ごめんね青春!」だと波瑠よりも満島ひかりよりも中村静香が可愛かった。彼女はもっと評価されていいように思う。グラビアで。

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篠崎愛も怒ってたけど、今はグラビアアイドル不遇の時代のように思う。なにせAKB系列の女の子たちが雑誌を席巻している。もちろん、ファンの人たちにとってはありがたいことなんだろうけど、ぼくはファンじゃないから、ねえ。

もっとちゃんとグラビアアイドル、って感じのグラビアがみたいじゃないですか。

まあ、いいや。「あさが来た」の話に戻ろう。

波瑠以外について。

まあ、朝ドラなんだから周りもちゃんとした役者さんたちが揃うのは言うまでもないけれど、近藤正臣風吹ジュン萬田久子升毅、辰巳琢朗などなど。

しかしながら、やはり取り上げたくなるのは宮崎あおい

はっきり言って、ドラマの前半は主人公は二人いたと言っても過言ではないと思う。波瑠演じるあさと、宮崎あおい演じるあさの姉、はつだ。

二人とも大阪の大きな両替屋に嫁ぐんだけど、幕末の維新の混乱が彼女たちを翻弄していくわけだけれども、まあそれはいいとして。

ぼくの印象として宮崎あおいはなんだかんだかわいいを卒業できていないように思っていた。

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体形のせいなのか、それとも「ユリイカ」の印象がいまだに残っているのか、どうも大人の、成熟した女性、という感じがしない。大河ドラマ篤姫」では母親役も演じていたわけだけれど、全然母親っぽくなかった。そもそも子供を産んで母親になる役でもなかったしね。

それが「あさが来た」では母親なのだ。「ああ、こういうお母さんっているよね」って感じのくたびれ感が出ている。いい意味で。だって、子育てってくたびれることですから、くたびれていることが自然だし、それはそれで美しいですよ。

まあ、篤姫役じゃくたびれられないけど。

そういう意味で、これは彼女にとって新しい役柄が開けていくきっかけになるんじゃなかろうか。

大人の体形ということで言えば綾瀬はるかはまさにそれ。

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肩回りがしっかりしていていいですな。

番組のダイエット企画がうまくいかなくて泣いていたころが懐かしい。

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どうも昨今の日本では未成熟な女性がもてはやされる傾向があるように思うけれど、いかんですよ。

で、話はまた戻って「あさが来た」

あさの夫、新次郎を演じるのが玉木宏。この人って男前なのに三枚目をうまく演じる。

ドラマでは家業にまるで興味のない「あほぼん」としてふらふらしていて、周りからも「どうしようもねえなあ」くらいに思われていたのが、気づくと頼りがいのある男前。三枚目なのに男前。いや、本質的な部分はまるで変わっていないんだろうけど。

たぶんこの新次郎、現代女性の理想のパートナー像になるのでは。もちろんちゃんと働いてなきゃダメだろうけど、優しくて、妻の仕事に理解があって、いざというときにはちゃんと守ってくれる頼りがいがある。そしてなにより男前。男前。

 このドラマでは彼は常に和服姿なのだけれど、その所作もいいと思う。慌てて座らなきゃならないシーンでもそれをすっきりこなす。たぶんちゃんと練習しているんだろう。

そういえば、みずほ銀行のCMは朝ドラの相手役を務めた俳優さん三人が出演していて驚いた。玉山鉄二(マッサン)、鈴木亮平(花子とアン)、福士蒼汰(あまちゃん)

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まあ、みなさん男前ですから。

で、このCMの最後に出てくる女の子、黒島結菜

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ぼくの勝手な予想だけれど、彼女はいつか朝ドラのヒロインをやるのではないかと思っている。いや、なんの根拠もなく、なんとなくそう思っているだけなのであしからず。

朝ドラの話しかしてないけど、疲れたので今回はここまで。またね。